建物管理の 『嘘』を暴け!エレベーター編②|不動産|住生活を支える新聞株式会社のWebマガジン
Pick Up

2016.11.16

建物管理の 『嘘』を暴け!エレベーター編②

建物管理の 『嘘』を暴け!エレベーター編②
~いつまで高い料金払いますか?適正価格とは~

 建物管理をされる方は、このように思われたことはないだろうか。
 『現在の点検料金は高いのだろうか?』『修理代金を請求されたが高いのではないだろうか?』『リニューアル提案されたが、リニューアル金額が高い気がする』など。

 なぜ適正金額がわかり難いのか?それは、メンテナンス会社が顧客によって価格を変えているからだ。
 同じメーカー、同じ階数であっても、料金が安い人もいれば高い人もいる。また、EVのリニューアル工事などは、「初めに800万円です」と言われ値段交渉をすると、「600万円まで下がりました」と言われたりする。
 

 ましてやメンテナンスの修理代金などは、一般のオーナー様からすると分からないのではないだろうか。
 顧客の顔色で値段が変わる業界なのである。

 実際の例で金額の差額を見直してみよう。
建物管理の 『嘘』を暴け!エレベーター編②
【事例】
①POGの月々の費用
メーカー 月額 38,000円/独立系 月額 15,000円
➡︎ 月額差額 23,000円=期間30年の差額合計 828万円
②その後のフルメンテ費用
メーカー 月額 65,000円/独立系 月額 35,000円
➡︎ 月額差額 30,000円=期間30年の差額合計1,080万円
③リニューアル工事の費用 《 例) 制御盤+巻上機の場合 》
メーカー 約600万円/独立系 約400万円 ➡︎ 差額200万円



 この例だと30年間で約1028万円近く費用が変わる。つまり、独立系であれば、その差額で30年毎のリニューアル費用がそれで賄えるということだ。そして、フルメンテ契約であれば、さらに差額が広がる。
 前記の例は、一例であって、機種や地域によって値段は前後することがよくある。
 特に、地方よりも都心部の方が値段は安いケースが多い。


※メーカーの良さと独立系の良さがありますので総合的に判断する必要があります。
(一社)消費者建物管理協会では、建物管理のお悩みについて、無料で相談アドバイスをしております。
 当協会は、値段だけでアドバイスをする事は致しません。場合によってはメーカーをお勧めする場合もございます。
 しかし、利用する消費者からすると「どこの独立系の会社を選んだら良いの?」「そこの会社が、倒産してしまったらどうするの?」といったお悩みがあるかと思います。
 また、「自身のメンテナンス料金が高い」「修理代金は適正なのだろうか?」といった金額に対するお悩みから、「委託会社が廃業してしまった」といった場合もサポート会社をご紹介させていただきます。


一般社団法人 消費者建物管理協会

顧客紹介、相互補完や倒産補償、部材提供、融資や経済支援を行っております。
【管理会社・不動産会社】
コスト削減提案・セミナー開催・提案資料の作成・管理ソフトのご提供をしております。
【消費者・オーナー様】
勉強会・減額提案・突発的な工事費用の融資や立替をして無駄な損失の改善をしております。
【リフォーム・建築会社】
既存のお客様のサービスで差別化をしたい。提案で新規のお客様の獲得につなげたい。

騙されていませんか? 『いつまで無駄なお金払い続けますか?』
エレベーター・消防点検・貯水槽清掃・キュービクル・機械警備・空調・プロパンガス・電気料金・ゴミ収集費用といった建物管理にまつわるアドバイスを無償で行っております。
お困りのお問合せは、(一社)消費者建物管理協会で受付けております。
法人・個人のお問合せは▶︎[mail]info@c-bm.org まで
その後、協会よりご連絡させて頂きます