みんな億万長者「オーナー負担は実質0円! 投資リスクゼロでできる最新リフォーム術」|賃貸経営|住生活を支える新聞株式会社のWebマガジン
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2018.05.21

みんな億万長者「オーナー負担は実質0円! 投資リスクゼロでできる最新リフォーム術」

みんな億万長者「オーナー負担は実質0円! 投資リスクゼロでできる最新リフォーム術」
オーナーにまったくリスクのないサブリースをご存じだろうか?今、東京を中心に全国に広がりつつある「0円リフォーム」である。今それは、大手仲介会社だけでなく、例えば小田急電鉄グループの「リノベーション付き安心サブリース」や相模鉄道グループの「相鉄の空き家バンク&リース」のように、電鉄系不動産会社までが参入するほどの一大ブームになっている。
 だが、これが大東建託やレオパレスが行っている一般的なサブリースとどこが違うのか?答えは、古くなった建物に対して行うリフォームの代金を、借主であるサブリース会社が支払うという点だ。今までであれば、改修費用は賃貸物件の所有者であるオーナーが負担してきた。それを借主である業者が負担することで、オーナーはリフォーム代金を1円も支払わなくて済むのだ。

(例)
サブリース金額5万円の物件を、借主が360万円を自己負担してフルリフォームした場合

➡8年96分割(ひと月当たり3万7500円)で家賃から相殺する
➡サブリース賃料から 3万7500円を差し引いた1万2500円がオーナーの手元に残る。年間で15万円
➡8年目以降、フルリフォームされたお部屋と満額の家賃収入を得ることができる

■オーナーメリット
①リフォーム費用を投資するリスクがない
②サブリースによる長期の安定収入が確定
③借入が不要のため、将来の金利負担がない
④サブリース会社の倒産リスクがない

■サブリース業者のリスク
①所有者の競売リスク
②長期間の空室リスク
③リフォーム代金未回収リスク

 サブリース3万7500円からリフォーム代金を差引いた残りが0円リフォーム会社の収益となるため、万一空室が埋まらないと大きな損失になる。そのため、今までのサブリースとは異なり、一般的なサブリース会社に0円リフォームをお願いしても「エリア外だから」と断れることになる。請け負う側にとって、どこでも借り上げるという商品ではないのが特徴だ。「お金を出してまでリフォームをしたくない」「リスクなく長期安心保障が欲しい」など、0円でリノベーションして欲しいというオーナーにとって魅力の高い商品である。

 最近、0円リフォームの会社も多数出てきたため、メリットのある会社の見分け方を記載する。
☑ 長期の借上げ対応をしてくれるか?
借り上げ期間が5年程度だと、サブリース会社の家賃保証よりリフォーム代金の分割金の方が高くなることもあるため、8年以上のサブリースの保証をしてもらえるところの方が、手取りが多くなる可能性が高い
☑ 契約期間中、家賃の見直しや減額交渉が含まれていないこと。2年毎に家賃の見直しなどがあると、途中で家賃の入金よりもリフォーム代金の返済の方が多くなってしまうことがある
☑ 設備保証は付いているか
途中でエアコンが壊れた、換気扇が壊れたとなると、収入よりも支払いが多くなるため、設備リスクを業者側が負担しているのかどうか確認が必要
☑ 賃貸入居時の仲介手数料や入居者入替時の原状回復費用をどちらが負担しているか?
一般的には、業者側が負担していることが多いが、まれに所有者(オーナー)負担になっていることがあるため、契約書の確認が必要 
 
 この0円サブリースは、借主側の業者にリスクが大きいため、どこの場所でも受けてくれるというわけではない。しかし、「空室に困っているんだけどリフォーム代金を負担したくない」というオーナーは、メリットの多い商品なので一度、全国優良リフォーム会員に査定の相談をしてみてはいかがだろうか?