Dr.コパの住生活風水(第2回)~建築知識のない占い師がやるっておかしいでしょ?~|インタビュー|住生活を支える新聞株式会社のWebマガジン
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2018.05.28

Dr.コパの住生活風水(第2回)~建築知識のない占い師がやるっておかしいでしょ?~

Dr.コパの住生活風水(第2回)~建築知識のない占い師がやるっておかしいでしょ?~
前回から、どうして私が家の建築に「家相」や「風水」を採り入れるようになったのかについてお話しています。
 日本では大昔から、神社・仏閣を建てる際に「家相」や「風水」の考えを採り入れてきました。だから家造りでもこの考え方を無視してはいけない、世に残していかなければならないと考えました。それで世に出ることにしました。
 みなさんよく誤解されますが、「東」って実は方位じゃないんですよ。東は朝日が出てくる方向のことを指しているんです。よく立面図に東立面図って書きますけど、これも方位ではなくて向きことを言っているに過ぎません。僕やみなさんが不安に思う方位のことを差しているわけじゃないんです。
 この分野のことを僕がしゃべり始めるまでは、これは占い師がやっていました。建築基準法を知らない占い師がね。「ここに窓を取っちゃいけません」とか「ここは天井高く」とか言うわけですよ。「床はもっと高くしないと病人が出ますよ」とか言ったところで、実際にそんなことができるのかどうかも分からない人たちがやっていたんです。これでは言われた方が困りますよね。だからこれは、建築のことが分かる人間がやらなければいけないんです。つまり学科なんですよ。
 ところが学校じゃこんなこと教えない。僕が講師をさせて頂いている大学の教授は、僕が家相を考えて出す宿題に対して、「なんでこんな狭い道の方を玄関にするの?」と言うんですね。だから僕は「いやいや、こんな広い道路の方に住宅の玄関を持ってきたら危ないですよ。住宅の玄関はそんなに大きくする必要はなくて、道路の広さもこれで十分なんです」と説明してあげるんです。どういうわけか、大きい方の道路を正面にしなくちゃと思い込んでるんですね。でも、敷地が狭かったら大きい道路を正面にする必要はない。敷地に合った幅があるんです。もちろんそれは最低必要限度の道幅にしたうえですよ。それが分かったうえで方位を見て玄関を作る、その方が住む人はずっと幸せになれるのです。

(次号に続く)