闘将野村~弱小企業を一流へと導く新経営理論(番外編)|インタビュー|住生活を支える新聞株式会社のWebマガジン
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2021.03.08

闘将野村~弱小企業を一流へと導く新経営理論(番外編)

闘将野村~弱小企業を一流へと導く新経営理論(番外編)
野村克也氏逝去から一周忌を迎え

 2月11日、プロ野球のヤクルトスワローズや阪神タイガース、東北楽天イーグルスなどで監督を務めた野村克也氏の逝去から1年を迎えた。本紙では、存命中のインタビューを掲載させて頂いているが、今回は1周忌に際して発表された関係者のコメントをもとに、生前の野村氏の人柄などについてまとめた。

東北楽天イーグルス
野村克則育成捕手コーチ
「野村監督に教わったことを次世代につなげていきたい。そう思いながら日々を過ごしています」

石井一久GM兼監督
「野球観というものをすべて教えて頂いた。シーズン後に良い報告ができれば」

田中将大投手
「最初の頃は力任せに投げていた部分もあったが、監督から『投球は力じゃない。コントロールが大事だ』というアドバイスを受け、バランスを意識して投げるようになった。あれで一皮むけて良くなった。あの教えはずっと大事にしていきたい」

阪神タイガース
平田勝男2軍監督
「野村さんは野球のことだけじゃないねん。挨拶とは相手に迫る、心を開く。野球人の原理原則を説くわけよ。野球のことはもちろんミーティング言われるけど、まずはそこから入られるから。そういうところでは、すごく勉強させて頂いて、今に至ってる」

ヤクルトスワローズ
高津臣吾監督
「昨年、最下位だったことを、野村監督は絶対に見ていただろうし、怒っているだろうし、何やってんだと言っていると思う。何とか見返したい」

嶋基宏捕手
「天国にいるか野村監督に少しでも成長したと言われるように、さらにがんばりたいと思います」

 選手はみな、プロである前に一人の人間であり、そして社会人だ。生前の野村氏は、社会に通用する人間になれるように、野球のプレーの関すること以外のことも、いろいろと指導していたようだ。そしてそれについて、今も感謝している人々は多い。本紙でも引き続き、野村氏が残した会社経営に役立つ数々の言葉や考えを紹介していきたい。