『成功するLifestyleが明日を変える』(第2回) ゲスト:道端アンジェリカ|著名人|住生活を支える新聞株式会社のWebマガジン
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2018.03.12

『成功するLifestyleが明日を変える』(第2回) ゲスト:道端アンジェリカ

『成功するLifestyleが明日を変える』(第2回) ゲスト:道端アンジェリカ
成功するインテリア・部屋づくり

 モデルさんと言えば、当然ファッションやデザインという分野のプロであるから、きっと普段の生活もおしゃれな生活をしているのではないかと勝手に想像してしまう。ましてやトップモデルともなると、さぞや豪華な生活をしているのだろうと思ってしまうのだが…

-弊紙の読者は住宅関係の方が多いのですが、デザインやインテリアには興味はありますか。

道端 インテリアはすごく好きです。私、ホームパーティーをするのが好きなんですが、テーブルコーディネートにとてもこだわるんです。さらにプラスαで、家の中の雰囲気も変えるし、そういう意味ではインテリア好きですね。


-デビューしたてでワンルームに住まれていた若い頃と今とでは違うと思うのですが、部屋選びのポイントはどんなところですか。

道端 その時のテンションですけどね。若い時はタワーマンションに憧れていましたけど、24歳の頃からは低層好きになりましたね。低層マンションの方がオシャレだし、目の前に緑がある感じが私は好きなんです。

-今は広いお部屋なのですか。

道端 今住んでいる家は、前に住んでいたところよりあえて狭くしたんです。自分の性格上、広過ぎると動線に物を買って置いてしまうので、それはすご無駄遣いだなと思って。今は前よりコンパクトな家に住んでいて、好きな物だけに囲まれて過ごせる空間を作っています。

-引っ越しは大体どれくらいのペースでするのですか?

道端 2、3年ですね。

-それは仕事なのか、それとも気分転換なのか、どんな事情が多いのでしょうか。

道端 気とかエネルギーを変えたくなるんですよね。スピリチュアルな話しになってしまいますけど、ずっと住んでいると、そこにエネルギーが溜まっていくんです。自分がワンランク上に行った時に、そこのエネルギーと自分が調和してないっていう感じ2年ぐらいで訪れるんですよ。

-自分のメンタルが変わると引っ越しをされるということですか。

道端 そうです。あと、必ず家賃が5000円でもいいから高い部屋に住みます。いきなり上げるんではなくて、2000円でも3000円でもいいんですけど。その方がもっと頑張ろうと自分の中で思えるので。また、エネルギーを丸々変えたいので、家具とかも絶対全部変えるようにしています。

たくさんの人と対談をさせて頂いているが、成功する人は、自分がランクアップすると同時に引っ越しをすることが多い。成功しているからかもしれないが、少しずつ良い部屋へと引っ越しをする。生活環境を整えることも成功への近道なのかもしれない。
 
-家具などにもこだわりがあるのですか?

道端 毎回テーマは決めています。前回の家はベージュとか茶系でウッディ―な感じにしていたんですけど、今の家はグレーな感じです。今まで真っ白とかもしていたんですけど、男らしい黒を使ったインテリアにはしたことがなくて。だから今回は、グレーとか黒とかそういうのを使いつつ、白のバラを飾って女性らしさを出しています。全体的にはモダンでシックな感じになっていますね。

-実際に住んでみてどうですか。

道端 すごく落ち着きます。ただ、一番大事なダイニングテーブルが全然決まらないので、今は机なしです。ソファーとかベッドなんかは少しお金かけてでも良い物が欲しいなと思うんですけど、それ以外の物に関しては強度とかも見ながら決めますね。

-友達を呼ぶのも想定して買うのですか。

道端 そうですね。もともとご飯を作ってあげたりするのが好きなので。過去には、友達とみんなでテラスでパーティーをしたいと思って、テラス重視で選んだ家もありましたね。今、すごい欲しいと思うのはテーブル。でもなかなか売っていなくて。

-木製や金属製など、色々なものがありますよね。

道端 ガラス製のものが良いんですけど、今まで見たものは脚の部分の感じがあんまり可愛くなくて。大きさは少し高い円卓で、椅子はバラバラにしたいんです。円卓のガラスでオシャレなのってなかなかないんですよね。引っ越してから半年くらい、ずっと探し続けています。
 前の家のダイニングテーブルは四角で大きかったんですよ。今回は、友達にうちの家をバー感覚で使ってほしいから、少し高さがあればそんなに大きくなくていいんです。「アンジェリカの家に一杯飲みに行こうよ!」みたいな家にしたいんです。

 引っ越すたびに、家具は友達にあげてしまうことも多いと言う。話していて思ったのは、道端さんが欲しいのはインテリアでもお洒落な家具でもなく、そこに集まる人たちが楽しく過ごせるための空間なのだということ。友達と時間を作る空間のために、インテリアや新しい部屋が必要になるのだ。話しているときの目は、モデルと言うよりも同年代の女性であり、ただ純粋にやりたいことをしている姿に、みんな共感してファンになるのかも知れない