流行!発見隊 リフォーム工事~内装デザイン編~|住生活を支える新聞株式会社のWebマガジン
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2016.09.23

流行!発見隊 リフォーム工事~内装デザイン編~

流行!発見隊 リフォーム工事~内装デザイン編~
最近流行りのデザイナーズ仕様の物件ですが、デザインを優先させたために、「思ったより使ってみると使いにくかった」、「今となっては普通の方が良かった」という声をよく聞きます。基本がわからないままでリフォームをすると後々後悔するということはよくあります。フルリフォームの際のポイントを順に挙げてみましょう。

①間取り

まずは間取りです。内装のデザインは後でやり直しもききますが、間取り変更となると、引っ越さないといけないからです。
 ポイントは、やり直しをしなくてよいように今のことだけを考えず、将来の生活習慣を考えて間取りを考えることです。

②設備
ここで一番大切なのは、設備のグレードではなくそのサイズです。サイズは変更が出来ませんので、まずは十分なサイズが確保されているかを確認してください。
 また、グレードですが、私はいつもお客様に言います。「迷ったら欲しい方(グレードの良いもの)を買ってください」と。UBもキッチンも一度購入したら20年30年使うものです。30年という単位で割ったら、毎月の金額は安価なものです。後悔しないものを買うべきです。
流行!発見隊 リフォーム工事~内装デザイン編~

③デザイン・内装

 部屋ごとでデザインを考えずに、トータルコーディネートするべきです。玄関、廊下、リビング、寝室と個別に考えてしまうとバランスが悪い家になります。
 一般的には、バリアフリーの家が良いと言われていますが、若いうちはわざと段差が多い家に住
んだ方が、運動不足解消にも繋がり良いと言われています。

 では、以上を踏まえて間取り図面を作れば万全かといえば、実は、出来上がった部屋がイメージと違ったということがよくあります。
 イメージと変わってしまう理由、それは間取り図面に家具の配置をしないからです。
 家具や家電等、事前に想定が付くものは配置した間取りを書いてもらいましょう。
 ソファの収まりがつかない、TVの配線がもう一つ必要だった…等、様々な不具合が出てきます。
 また、デザインも家具等が配置されたデザイン図面を書いてもらうと良いでしょう。
 そうすることで、内装デザインをイメージしやすく、理想的な間取りを考えることができるでしょう。
流行!発見隊 リフォーム工事~内装デザイン編~
T.fujita

-プロフィール-
芸能人のお部屋からスポーツ界までを手掛ける。
アンチエイジング・マンション、デザイナーズマンション、テーマパークマンションデザイナー。


デザイン図面を依頼する場合は、以下を用意しましょう。
①図面もしくは間取りサイズのわかるもの
②写真数枚(全体写真・引きの写真・変更部分の
 近い写真・角度を変えた写真)
③工事予算
④施工内容

詳しくは、全国優良リフォーム会員までお問い合わせください。