浴室は一日の疲れを癒すための空間だ。清潔さと快適さが求められるが、日常的に水を使う場所のため、どうしても水垢が溜まったり、カビが生えたりしてしまい、長期間きれいな状態を維持することが難しい。今回はそんな浴室をリフォームした事例と、より快適な空間にするためのアイテムを紹介する。



リノシリーズ・バスパネル(ワンダーライフ)
鏡面仕上げの壁面パネル

　「バスパネル」は壁の上に直接貼る耐水性の樹脂パネルだ。
　表面は美しい鏡面仕上げ。カラーは木目調4色と、単色1色の5種類で、カジュアルやモダンなど、さまざまな雰囲気の浴室を作り出すことが可能だ。
　パネルサイズは厚さ3.5㎜、巾910㎜、長さ2,120㎜、重量4.2㎏。軽く、エレベーターにも乗せやすい大きさのため、マンションの1室にも容易に運び込むことができる。また、カッターで簡単に切断できるため、サイズ調整も容易だ。4月には新たに巾1,220㎜×長さ2,120㎜サイズも発売する。

MK―040―B(エム・ケークリエーション)
狭い場所に設置可能な組み立て式シャワーブース

　「MK－040－B」は、組み立て式のシャワーブース。間口90㎝×奥行90㎝×高さ約2mのコンパクト設計で、ブース全体は強化ガラス製。高級感を感じさせるデザインで、スペースの限られた賃貸住宅や、寝室内のシャワー室などに適している。
　扉は左右どちらの開きにも対応できるうえ、設置時に内開き、外開きも変更が可能。作業は全て内組みで行えるため、スペースの限られた場所でも施工可能。特別な工事は不要で、充電ドライバーとビスだけで組み立てられる。床板は2重構造を採用。設置後の排水点検も簡単だ。

サウンドシャワー®(トクラス)
ワイヤレスレシーバーでスマホやiPodを操作

　「サウンドシャワー®」は、浴室内で音楽を楽しむための音響システム。ワイヤレスレシーバーで、脱衣室側に置かれたスマートフォンやiPod などの音源機器を操作する仕組みだ。
　音は天井に設置されたスピーカーから流れる。また、Bluetooth 接続に対応しているため、音源機器との無線接続も可能。防水スマートフォンを使用する場合は、浴室内からでも選曲操作できる。
　「サウンドシャワー®」搭載のヤマハリビングテック製バスルームと、トクラス製バスルームに対応する。