建物診断、害虫駆除、物流・・・、広がるドローンの可能性|住生活を支える新聞株式会社のWebマガジン
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2018.04.16

建物診断、害虫駆除、物流・・・、広がるドローンの可能性

建物診断、害虫駆除、物流・・・、広がるドローンの可能性
ドローンの活躍の場が大きく広がろうとしています。高い飛行能力を備えるドローンをビジネスの場でも活用しようという動きは以前からもありましたが、ここに来てさらに、政府も商用化に向けてまずは物流の分野で後押しを始めると発表しました。ドローンの今後の可能性についてまとめました。
足場を作った点検サービスはもう古い

 ドローンの利用については現在、さまざまな分野で検討が行われています。もちろん建築・不動産の分野においても、すでに多くの取り組みが行われています。例えば、不動産会社や工務店の経営支援などを行う(一社)優良リフォーム支援協会(東京都江東区)は会員企業に対して、赤外線サーモグラフィカメラ搭載のドローンを利用した建物診断サービスのビジネスモデルを提唱しています。
 通常、ビルやマンションのように高い建物を調査する場合、安全に作業を行うために足場を組みます。足場代がかかるだけでなく、組み立てや撤去のための時間も必要でした。ところがドローンを使えば、わざわざ足場を組まなくても、離れた場所から高所を点検することができます。作業時間が短くなるため、並行して複数の現場を掛け持つこともできるでしょう。また、最先端の技術を導入しているという点で、対外的なイメージも良くなるはずです。競争が激化しているリフォーム市場において、ドローンを利用した建物診断は他者との差別化を図るメニューとして最適だというわけです。協会では昨年からセミナーや研修会などを行い、「ドローン赤外線診断士」と呼ばれる建物診断のプロフェッショナルの育成に取り組んでいます。

ソーラーパネルのメンテナンスも低価格化へ

 また、赤外線サーモグラフィカメラ搭載のドローンは、太陽光発電システムの点検にも利用できます。ソーラーパネルは非常に丈夫ですが、それでも常に過酷な環境にさらされているため、定期的なメンテナンスが必要です。これまでは人が手作業によってパネル一枚一枚を赤外線カメラで撮影していたため、莫大な人件費と時間がかかっていました。ドローンであれば、上空から一度に大きな面積のパネルを撮影することできるので作業時間が大きく短縮されます。しかも少人数で作業できます。太陽光発電システムの販売・施工とドローンを使った低価格のメンテナンスサービスをパッケージ化すれば、大きな反響が得られるかもしれません。
 ドローンを使った建物診断や雨漏り調査サービスは、これからどんどん増えていくと考えられます。競合の一歩先を行くサービスを、ドローンを使って取り入れてみませんか。詳細は(一社)優良リフォーム支援協会にお問い合わせ下さい。