真冬に突然お湯が出なくなる!?給湯器の故障にご用心|最新設備|住生活を支える新聞株式会社のWebマガジン
豆知識

2018.12.17

真冬に突然お湯が出なくなる!?給湯器の故障にご用心

真冬に突然お湯が出なくなる!?給湯器の故障にご用心
10年使った給湯器は修理よりも交換がお得!?

 冬は給湯器が壊れやすい季節であることをご存知でしょうか。

「給湯器が壊れて水しか出ない」
「スイッチを入れてもウンともスンとも言わない」

などのトラブルは、実は秋から冬にかけて最も多くなります。なぜかと言うと、この時期が1年を通じてもっとも使うお湯の量が多く、給湯器を頻繁に使用するためです。
普段はシャワーだけという方も、さすがに寒い冬だけは、毎日ではなくても、週に2、3回は湯船に浸かるのではないでしょうか。食器洗いも、いつもは水だけど、この季節はお湯を使っているという方も多いはずです。
 単に使用頻度が多いからトラブルが増えるわけではありません。外気温が低い冬は暖かい時期に比べ、お湯を作るためにより多くの火力を使用します。もちろん給湯器はそうした状況も想定して作られているので、簡単に壊れたりすることはありませんが、本体にかかる負荷は当然ながら大きくなります。長く使っていればいるほど、給湯器も傷んでいるはずですから、それだけ故障のリスクも高まります。
 給湯器の故障と言っても、原因はさまざまです。最も多いのは寿命による故障です。メーカーによって多少の違いはあるものの、一般的に平均耐用年数は10年前後だと言われています。他の住宅設備と比べて「短い」と感じる方も多いと思いますが、それだけ繊細で大きな負担がかかっているのです。よく「修理を頼んだ際に交換を勧められた」という話を耳にしますが、耐用年数を超えたものをいくら直したところで、もとの状態に戻ることはありません。この先何度も修理することを考えれば、思い切って交換してしまった方が、トータル的には少ない費用で済むこともあります。
 次に多いのが、雨による故障です。もちろん、給湯器は屋外に設置するものですから、雨水を想定して作られています。しかし、想定以上の雨で本体内部に雨水が侵入してしまうと、火が付きにくくなるなどの不具合が発生します。最近は記録的な豪雨や台風が続いているので、例年より雨水による故障が増える傾向にあります。
また、給湯器に過度な負担をかけるような使い方を繰り返したことで故障が発生した例もあります。給湯器はタイプによっておおよその使用人数が想定されています。例えばワンルームマンション用の給湯器を戸建住宅に設置して使うことはできません。使う人数が増えれば使うお湯の量も増えるので、それに応じた容量の給湯器が必要になります。また、家庭用の給湯器を業務用として使うのも、故障の原因になります。
 大雪が降るような寒冷地では、寒さで配管内の水が凍結して、配管を破損させてしまうことがあります。配管が壊れてしまうと給湯機本体に水を供給することができなくなりますので、修理が必要になります。最近は場所を問わず、過去に例を見ないような大雪が降ったりしますので、どこにお住まいに方も注意が必要です。
 真冬に突然、お湯が出なくなったりしたら困りますよね?冬の到来を前に、今一度、ご自宅の給湯器を点検してみて下さい。すでに10年以上使用しているという方は、交換を検討してみた方が良いかもしれません。給湯器に関するご相談はお近くの全国優良リフォーム会員まで。


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 給湯器にも色々なメーカーがありますが、その中で一番お勧めしたいのはノーリツです。その理由はサビに強く長持ちするからです。
 給湯器は外で使うのが基本。常に風雨にさらされるから耐久性がとても大事です。ノーリツの給湯器は外だけでなく内部までしっかり塗装されているため、とにかくサビに強いのです。メンテナンスのことも考慮して設計されているので、万が一何かあった場合も、速やかに修理することができます。また、CO2の排出量やガスの使用量を従来製品より15%も削減しているので、環境にも優しいです。