巷で人気の不動産サービス「ご自宅・安心リースバック」|投資・資産運用|住生活を支える新聞株式会社のWebマガジン
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2020.03.30

巷で人気の不動産サービス「ご自宅・安心リースバック」

巷で人気の不動産サービス「ご自宅・安心リースバック」
生活は以前のまま、近所に知られることもない


「自分が亡くなった後、今住んでいる家はどうなるのか?」

「住み慣れた家から離れたくない。でも子供もいないし、できれば今のうちに自宅を処分しておきたい・・・」

「老後のための資金作りに家を売りたいが、できれば引っ越したくない・・・」

 以前であれば、お子さんが相続して家族と住み、代々受け継いでいくのが当たり前でしたが、今の時代、お子さんは別の場所に自分の家を買ってしまっていることが多く、相続しても、そのまま住んでくれるとは限りません。中には空き家として放置されてしまう家もあります。それなら一層のこと、家を自分の生活のために活用してみませんか?今回は、今ある家を現金化して、なお住み続けられるという、話題の自宅活用術を取材しました。

 -住んでいる家を売却しても、そのまま住み続けられる-そんな方法があるのをご存知でしょうか?こう聞くと、たいていの方は「どういうこと?」「そんなことできるはずがない」と思われるかもしれません。これを可能にしたのが、今回ご紹介する「ご自宅・安心リースバック」というサービスです。
 普通、家を売却してしまうと、そのままそこに住み続けることはできません。新たな取得者は、それを売るなり貸すなりして利益を得なければならないからです。しかし、この新しいサービスを利用すれば、自宅を売却しても、以前と変わらないまま、そのまま同じところに住み続けることができます。表札が変わるわけでもなければ、売却先が管理者として看板を取り付けたりすることもありません。登記上、所有者は変わりますが、傍から見れば以前のままです。だから隣近所の方も、家を売ったことに気付くことはありません。なぜ、そんなことができるのか、事例を交えてその仕組みを詳しく見ていきましょう。

千葉県にお住いのAさん夫妻は、築35年の一軒家にお住まいです。家は持ち家です。お二人にはお子さんがいないため、ご夫婦は今のうち自宅を売却して、老後の生活資金に充てたいと考えていました。しかし、家を売ってしまうと、引っ越さなければなりません。たくさんの思い出が詰まった家だけに、できれば離れたくないと言うのが本音。仮に引っ越すとなると、どこかを借りるにしても初期費用がかかり、売却して得た資金の一部を使うことになってしまいます。限られた収入の中でそれは避けたい、そんなことを考えながら、とりあえず駅前にある不動産屋さんに相談に行きました。

Aさん「家を売りたいのだけど、引っ越しはなるべく先の方がいい」

不動産業者「売却後もできれば今の家に住みたいということですね?それなら『ご自宅・安心リースバック』を利用してみてはいかがでしょうか?これなら今の生活を変えずに、家を売って現金を得ることができますよ。家はAさんが亡くなられた後に、我々の方で処分させて頂きます」

Aさん「そんなことができるのであれば、すぐにでもお願いしたい」

 この方法であれば、新たに住む場所を探したり、引っ越しする必要はありません。売却後は、今の家を借りてそのまま住み続けることができます。しかも、売ったお金はまとめて一括でもらうことができます。これなら、老後の生活も心配いりません。まさに願ったりかなったり、Aさん夫妻は、その不動産業者に自宅を売却することにしました。
 査定の結果、家と土地は約2100万円(といっても家自体には資産価値はなく、ほとんどは土地代)で買い取ってもらえることになりました。年金収入もあるAさん夫妻がこれから暮らしていくには、十分な額です。売却後の家賃は、売却額の6~8%が相場で、お二人の場合は月額9万8000円万円となりました。表向きの生活はまったく変わりませんので、お二人は誰にも知られることなく、自宅を売って現金2100万円を手にすることができました。
 売却後は、固定資産税を払う必要もありません。当然、Aさんが先に亡くなられた際に、奥様が不動産資産の相続のために面倒な手続きをする必要もありません。以前自宅だった家を賃貸する形なったため、家賃を払わなければならなくなりましたが、ご夫婦は非常に満足されました。
 「ご自宅・安心リースバック」を利用する方は、今回ご紹介したAさんのように、自宅を継ぐお子さんがいないご夫婦だけでなく、「子どもの進学のために、自宅を売却して資金を用立てたい」「住宅ローンが大変なので、家を売って返済に充てたい」など、色々な悩みを抱えられた方が利用されています。住みながら家を売却できる「ご自宅・安心リースバック」に興味のある方は、お近くの全国優良リフォーム会員にご相談下さい。