リフォーム会社必見!受注を増やすための営業ツール|住生活を支える新聞株式会社のWebマガジン
豆知識

2023.12.04

リフォーム会社必見!受注を増やすための営業ツール

リフォーム会社必見!受注を増やすための営業ツール
審査申し込みから実行までわずか2、3週間のローンサービス

 営業活動においてもっともがっかりするのが、時間をかけた案件が流れてしまうこと。提案内容がお客様を納得させられる内容でなかったというのならまだしも、予算不足が理由だったときは本当に落ち込みますよね。今回は資金的な問題による失注リスクを低減する新しいサービスを取材しました。

「手間暇かけてやっと見積もりまでこぎつけたのに、金額が合わなかったため契約できなかった」

 予算オーバーでリフォーム工事を受注できなかったという経験は、どのリフォーム会社でも経験していることです。-資金面の問題をどうにかして解決してあげることができていれば・・・-と後悔したこともおそらく一度や二度ではないでしょう。今回は、こうした問題に直面した際に役立つ「クラウドローン」という新しいサービスをご紹介します。
同サービスはスマホやパソコンを使ってリフォームに必要な資金の調達ができるというもの。審査からプランの提案、申し込み、入金までにかかる時間はわずか2、3週間程度だというのだから驚きです。ローンと聞くととても時間がかかるイメージが強いですが、同サービスはそうした今までの常識を覆した新しいサービスです。
 どんなときに使うと良いのか、想定されるケースを見てみます。例えば工務店S社がAさんという方にリフォームプランの提案をしていたとします。Aさんが事前に準備した予算は100万円。S社はなんとか予算内に抑えようとあれこれがんばってみたものの、資材が高騰しているため115万円で見積りを作成することに。事情が事情だけに、Aさんも不足分の15万円を捻出しようといろいろ試みたものの、結局調整がつかずに断念。普通ならここで契約は流れてしまいます。しかしS社は「一度クラウドローンの審査に申し込んでみてはいかがでしょうか?」と提案。

「リフォームにローンが利用できるの?」

Aさんは半信半疑ながらも審査を申し込むと、翌日には金融機関から具体的なプランが到着。内容を確認し申し込みをすると、3週間後にAさんの銀行口座に115万円が振り込まれました。不足分の15万円だけ融資を受けるという選択肢もありましたが、今後、急にまとまったお金が必要になることがあるかもしれないと考えたAさんは、もともと用意していた100万円は手元に残し、リフォーム代を全額ローンで賄うことにしたそうです。S社は見事、115万円の契約に成功しました。もし「クラウドローン」を勧めていなかったら、Aさんの契約は流れ、S社が見積もりまでにかけた手間と時間はすべて無駄になるところでした。
 「クラウドローン」の特に優れているところは、審査から融資実行までにかかる時間が圧倒的に早い点です。普通に金融機関の窓口で申し込みをしたら、実際に口座にお金が振り込まれるまでに最低でもひと月からひと月半かかります。こんなに時間がかかっていてはリフォームに対する施主の気持ちも冷めてしまいます。「鉄は熱いうちに打て」ではないですが、リフォームも施主がやろうと思った瞬間に契約までこぎつけないと、失注リスクがどんどん高くなっていきます。いかにして短期間で契約までもっていくか、それが何よりも重要なのです。
 リフォーム会社はぜひこのサービスを営業に活用してください。資金不足による失注リスクを低減できるだけでなく、営業における強力なツールとしても活用できます。一般住宅の内外装工事だけでなく、収益物件のリノベーションなどにも利用できるので、賃貸向けのリフォームをやっている会社にもお勧めです。申し込みをするのは施主なので手間もかかりません。ぜひ、この機会にご検討ください。