外壁の塗装工事、5年保証付きのはずが、いざとなったら「対象外」と拒否
悪質な業者によるリフォームトラブルが後を絶ちません。詐欺まがいの被害も数多く発生しており、消費者センターなどには日々、多くの相談が寄せられていると言います。被害に遭わないために、まずはその手口を知りましょう。実例を取材しました。
「外壁の塗り替えをしたところ、たったの1年で一部が剥げてしまった。5年保証付きだったため再塗装を頼んだところ、猛暑などが原因で技術的な問題ではないという理由で断られてしまった。そんな説明は一切受けていないのに・・・」
こう話すのは、2022年に地元の外壁塗装業者に頼んで自宅の塗り替えをした佐々木健一さん(埼玉県所沢市・仮名)です。
佐々木さん宅は当時築35年。木造2階建ての戸建て住宅で、外壁はそれまで一度もメンテナンスをしたことがなかったそうです。ある日、触れると指先に白い粉が付着するチョーキング現象が発生していたことに気付いたため、外壁の塗り替えをすることに。インターネットでいくつかの業者をピックアップして見積もりを依頼した結果、金額が最も安く、さらに施工後5年間の保証が付いたA社に工事を依頼しました。
「3社から見積もりを取りました。A社の金額だけがずば抜けて安く、相場の7割くらいの金額でした。念のため理由を聞いたら『創業祭のキャンペーン価格です』と言われました。安いうえ に5年保証も付けてくれるというのでA社と契約しました」
発注から工事が終わるまでの流れはとてもスムーズで、安いわりに仕上がりもきれいだったため、引き渡しの時点で佐々木さんはとても満足したそうです。しかし、わずか1年後、想定外のトラブルが発生します。
「庭の手入れをしていたところ、壁際の地面に白い破片のようなものがいくつか落ちているのを見付けました。何だろうと思いそれとなく見上げたら、2階部分の塗装が一部剝げ落ちていました」
慌てた佐々木さんは念のため、家の周りを一周。すると、他にも数カ所、塗膜のヒビを発見。
「たった1年しか経っていないのにボロボロじゃないか!」
佐々木さんはすぐにA社に連絡を取り状況を説明し無料での再塗装を依頼。しかし、A社は
「夏場の猛暑が原因だろうから、保証による無料工事はできない」
と佐々木さんの要求を拒否。以降、まともに連絡が取れなくなってしまったそうです。
「いくら猛暑が続いたからと言っても、たったの1年で外壁がボロボロになるなんて信じられない。それなら周りの家もみんなとっくにボロボロになっているはずですよ」
納得がいかない佐々木さんは建築関係の仕事をしている知人に相談。しかし、契約書を確認した友人は、
「確かに5年保証をすると書かれているが、適用範囲等、その詳しい内容については一切記載がない。これでは塗り替えを求めるのは難しい」
と、これ以上の交渉は困難だという見解を示しました。佐々木さんは仕方なく、友人に紹介された別の塗装業者で剥がれた外壁の再塗装を実施。結局、2度の塗装で相場の1.5倍の費用がかかってしまったそうです。
佐々木さんのケースのように、「保証」を謳いながら、いざ何か問題が発生したときにはいろいろと理由を付けて保証をしない悪徳業者はたくさんいます。きちんと保証を受けるためには、
・契約時に保証の具体的な内容
・第三者機関の保証の有無
等を必ず確認してください。以上の2つについて明記されていない場合は、何かあったときに保証が受けられない可能性が高いです。
悪徳業者の見極めは簡単ではありません。もし被害に遭われたという方、一度、お近くのリフォーム取引販売士にご相談ください。必ず、みなさんのお困りごとを解決してくれるはずです。
悪質な業者によるリフォームトラブルが後を絶ちません。詐欺まがいの被害も数多く発生しており、消費者センターなどには日々、多くの相談が寄せられていると言います。被害に遭わないために、まずはその手口を知りましょう。実例を取材しました。
「外壁の塗り替えをしたところ、たったの1年で一部が剥げてしまった。5年保証付きだったため再塗装を頼んだところ、猛暑などが原因で技術的な問題ではないという理由で断られてしまった。そんな説明は一切受けていないのに・・・」
こう話すのは、2022年に地元の外壁塗装業者に頼んで自宅の塗り替えをした佐々木健一さん(埼玉県所沢市・仮名)です。
佐々木さん宅は当時築35年。木造2階建ての戸建て住宅で、外壁はそれまで一度もメンテナンスをしたことがなかったそうです。ある日、触れると指先に白い粉が付着するチョーキング現象が発生していたことに気付いたため、外壁の塗り替えをすることに。インターネットでいくつかの業者をピックアップして見積もりを依頼した結果、金額が最も安く、さらに施工後5年間の保証が付いたA社に工事を依頼しました。
「3社から見積もりを取りました。A社の金額だけがずば抜けて安く、相場の7割くらいの金額でした。念のため理由を聞いたら『創業祭のキャンペーン価格です』と言われました。安いうえ に5年保証も付けてくれるというのでA社と契約しました」
発注から工事が終わるまでの流れはとてもスムーズで、安いわりに仕上がりもきれいだったため、引き渡しの時点で佐々木さんはとても満足したそうです。しかし、わずか1年後、想定外のトラブルが発生します。
「庭の手入れをしていたところ、壁際の地面に白い破片のようなものがいくつか落ちているのを見付けました。何だろうと思いそれとなく見上げたら、2階部分の塗装が一部剝げ落ちていました」
慌てた佐々木さんは念のため、家の周りを一周。すると、他にも数カ所、塗膜のヒビを発見。
「たった1年しか経っていないのにボロボロじゃないか!」
佐々木さんはすぐにA社に連絡を取り状況を説明し無料での再塗装を依頼。しかし、A社は
「夏場の猛暑が原因だろうから、保証による無料工事はできない」
と佐々木さんの要求を拒否。以降、まともに連絡が取れなくなってしまったそうです。
「いくら猛暑が続いたからと言っても、たったの1年で外壁がボロボロになるなんて信じられない。それなら周りの家もみんなとっくにボロボロになっているはずですよ」
納得がいかない佐々木さんは建築関係の仕事をしている知人に相談。しかし、契約書を確認した友人は、
「確かに5年保証をすると書かれているが、適用範囲等、その詳しい内容については一切記載がない。これでは塗り替えを求めるのは難しい」
と、これ以上の交渉は困難だという見解を示しました。佐々木さんは仕方なく、友人に紹介された別の塗装業者で剥がれた外壁の再塗装を実施。結局、2度の塗装で相場の1.5倍の費用がかかってしまったそうです。
佐々木さんのケースのように、「保証」を謳いながら、いざ何か問題が発生したときにはいろいろと理由を付けて保証をしない悪徳業者はたくさんいます。きちんと保証を受けるためには、
・契約時に保証の具体的な内容
・第三者機関の保証の有無
等を必ず確認してください。以上の2つについて明記されていない場合は、何かあったときに保証が受けられない可能性が高いです。
悪徳業者の見極めは簡単ではありません。もし被害に遭われたという方、一度、お近くのリフォーム取引販売士にご相談ください。必ず、みなさんのお困りごとを解決してくれるはずです。



