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2026.01.26

知らないと損するリフォーム補助金制度

知らないと損するリフォーム補助金制度
「予算オーバーだ」と諦める前に補助金制度の活用を検討してみませんか?

 みなさんは国や自治体が、特定の要件を満たしたリフォーム工事に対して補助金を支給していることをご存じでしょうか?中には支給額が100万円を超えるものもあるので、リフォームを行う際はこうした制度の活用も視野に入れてみてはいかがでしょうか?補助金制度を活用して浴室をリフォームした事例を取材しました。

「冬の入浴が寒くてつらいので、浴室を最新のユニットバスにリフォームしようと見積もりを取りました。しかし、考えていたよりも高く、予算をかなりオーバーしてしまった。どうしようかと悩んでいたら、担当の方が補助金制度を申請してみてはどうかとアドバイスしてくれた。おかげで、予算以下でお風呂が新しく生まれ変わりました」

 大阪府守口市に在住の鈴木博一さん(65)は2020年の秋口に、自宅の浴室をリフォームしました。鈴木さん宅は当時で築35年になる木造住宅で、お風呂は昔ながらの在来工法のものでした。冬の浴室は寒く、高齢の身にきついということで、奥さんと相談の上、暖かい最新式のユニットバスにリフォームすることにしたそうです。
大谷さんはリフォーム代として100万円を用意しました。しかし、地元のリフォーム業者に頼んで出してもらった見積りの金額は125万円。25万円も予算をオーバーしてしまいました。

「浴室の加え、ガス給湯器など、古くなっていた設備もまとめて新しいものに変えてもらおうと思いました。あれもこれもと付け足していたら、予想よりも金額がだいぶ高くなってしまいました・・・」

 どうしようかと悩んでいた鈴木さんに対し、リフォーム会社の担当者は

「浴室内に住宅性能を向上させるための内窓やエコキュートなどを設置すれば、リフォーム補助金を申請することができます。全体的な工事予算は今よりも若干上がることになりますが、補助金が出れば最終的な自己負担は鈴木さんのご用意された予算内で収まるかもしれません」

と告げました。

「リフォームで補助金がもらえるなんて知りませんでした。頼んだリフォーム会社は過去に何度も補助金を活用したリフォームをした経験があるということだったので、アドバイスに従い、補助金を申請しました」

 鈴木さんはすぐに「住宅性能向上リフォーム」を対象にした補助金制度を申請しました。こうした制度は予算枠が決まっているため、タイミングによっては、例え要件を満たしていても申請が認められないことがあります。幸いにも、鈴木さんはどうにか滑り込むことができたようで、申請は無事に通りました。
 浴室は1.25坪タイプのゆったりしたユニットバスに交換。エコキュート、内窓、手すりと、大谷さんが希望する設備類もすべて導入することができました。かかった予算は以下の通り。

・ユニットバス(1.25坪タイプ)・・・95万円
・エコキュート・・・35万円
・内窓・・・15万円

 合計145万円と、当初の見積もりよりもさらに20万円工事費が増えてしまいましたが、補助金が工事費の3分1支給されたため、大谷さんの自己負担は予算ギリギリ100万円で済みました。

 みなさんもリフォームを行う際には、補助金制度の活用も視野に入れてみてください。今回ご紹介したような制度を上手に活用すれば、予定よりも多くの工事をまとめてすることもできるかもしれません。諦める前に、まずは利用できる制度がないか調べてみましょう。補助金・助成金を活用したリフォームにご興味のある方は、お近くの全国優良リフォーム会員にご相談下さい。